
ぬいぐるみでセルフケア?メンタルヘルスに効果的な理由
今回はメンタルヘルスとぬいぐるみの関連性を取り上げます。
「メンタルヘルスにぬいぐるみ?」
「仕事にぬいぐるみ?」
このように思われたかもしれませんが、実は両者には強い結びつきがあります。
そしてぬいぐるみを効果的に仕事で活用すると、社員のメンタル不調を予防できるだけでなく、仕事のパフォーマンス向上につながることもあるのです。
私自身はこれまで書籍の出版やメディア出演を通して、ぬいぐるみの持つ心理的効果をお伝えしてきました。
また弊社で開発した3ステップのメソッドを7,000名以上のお客様へ届ける中で、自分で自分のメンタルを立て直せるようにサポートしてきました。
企業での研修や講演会の依頼も増えていますが、ぬいぐるみが好きかどうかは関係なく、ぬいぐるみを活用することでセルフケアができるのです。
今回は今までにない視点から、ぬいぐるみとメンタルヘルスの関連性を解説します。
●ぬいぐるみがもたらす安心感
私たち人間にとってぬいぐるみは、無条件の安心感を与えてくれる存在です。
見つめたり、抱きしめたり、一緒に寝たり、話しかけたりと、関わるほどに心がリラックスするのです。
赤ちゃんが自力で移動できる様になると、ぬいぐるみやブランケットを一緒に持ち歩くと言われています。
お母さんの様な安心感を与え、一人で行動する不安を軽減する働きが、ぬいぐるみにはあるのです。
つまりぬいぐるみは私たちに、お母さんの様な安心感をもたらしてくれるのです。
これは心理学の分野でも明らかになっていることです。
●ぬいぐるみは大人が使うものだった
また歴史を振り返ると、ぬいぐるみは古代エジプトの頃から存在しました。
当時はおもちゃとしてではなく、宗教儀式や呪いをかける目的で使われていました。
むしろ神聖なものだと考えられていたので、子どもは触れてはいけないものだったのです。
宗教儀式や呪いをかけるためなので、ぬいぐるみは単なる物ではなく、生きている(魂を持っている)と考えられていたのです。
だからこそぬいぐるみと関わるほど、自然と安心感も生まれるのでしょう。
●幸せホルモンが分泌される
また近年の研究ではぬいぐるみと関わることで、オキシトシンが脳内で分泌されることがわかってきました。
「幸せホルモン」とも呼ばれていますが、癒し・リラックス・幸福感につながるホルモンが、脳内で分泌されるのです。
これもメンタルヘルスに効果的だと言えます。
ぬいぐるみと関わるほど、精神的にリラックスできるのです。
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株式会社マイルートプラス代表取締役 |
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