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メンタル顧問が経営者に不可欠な3つの理由とは?

2025-07-20 テーマ: 経営者の悩み

今回は経営者の方から定期的に相談が寄せられる、 メンタル顧問について取り上げます。

 

初めて聞く方もいるかもしれませんが、「メンター」とほとんど同じ意味だと考えてください。

 

意外と気づかれていないのですが、経営者のメンターには2種類あります。

 

・ビジネスメンター

・メンタルメンター

 

ビジネスメンターとは、仕事におけるサポートをしてくれる存在です。

経営課題に向き合ったり、今後の戦略を考えたりと、仕事の売上や長期計画等に影響を与えます。

 

一方でメンタルメンターとは、精神面のサポートをしてくれる存在です。

 

社員や取引先との人間関係で悩んだり…

つい周囲にカッとなってしまったり…

頑張り過ぎて疲れを感じてしまったり…

同じ悩みを繰り返したりする場合は…

 

仕事の方法ではなくメンタル面に原因があります。

 

これまで多くの経営者の方と話をしましたが、ビジネス上の顧問を付けている人は多いです。

 

その一方で、メンタル顧問を付けている人は意外といません。

 「自分は大丈夫」と思い込んでいるのです。

 

ですがもし悩みが解決していなかったり、目標がなかなか実現していなければ、その原因はメンタル面にあると言えます。

 

メンタル顧問を付けなかったために、同じ課題を何年も繰り返すケースは多いのです。

 

そこで今回は、メンタル顧問が経営者に不可欠な理由を解説します。

 

●メンタル顧問を付けないとどうなるのか?

 

メンタル顧問を付けずにいると、大きく3つの未来が待ち受けています。

 

どれも幸せな未来とは言えませんし、課題が次から次に降ってきます。

 

だからこそメンタル顧問は経営者に不可欠だと言えるのです。

 

1、大きな問題が相次いで発生する

 

・大きな契約の打ち切り

・信頼していた社員の裏切り

・退職者が相次ぐ

 

メンタル顧問を付けていないと、この様に大きな問題が相次いで発生します。

 

ビジネス的な対策は打ってるはずなのに、課題が次々に生じてしまうのです。

 

経営者自身のメンタル面に原因があるのに、経営計画や社員育成などのビジネス面を整えても、根本的な解決にはつながりません。

 

経営者自身の原因に向き合わないと、問題は形を変えて繰り返されてしまいます。

 

2、ストレス発散に走り続ける

 

メンタル面に向き合わないと、ストレス発散の行動を取りがちになります。

 

お酒や夜遊びに走ったり、タバコやギャンブルに手を出したり、衝動買いをしてしまったりと、ストレス発散の行動に逃げ続けます。

 

お金をパーっと使っても、悩みは解決しないのです。

 

ストレスを発散するのは、マイナスからゼロに戻る様なもの。

 

悩みの原因が解決していないので、プラスに転じず再びマイナスへ落ちてしまいます。

 

メンタル顧問がいない経営者は、ストレス発散を通してマイナスとゼロを往復し続けてしまうのです。

 

3、家庭でも問題が発生する

 

そして意外と多いのが、家庭で問題が発生してしまうことです。

 

たとえ仕事が順調だとしても、夫婦喧嘩や子供との関係が上手くいかなくなってしまうのです。

 

別居や離婚につながったりと、最悪の事態を招くこともあります。

 

過去のお客様の中では、仕事と家庭の問題が同時期にやって来たケースもありました。

 

ビジネス上の顧問をつけているだけでは、家庭の問題には対処できません。

家庭の問題が発生してしまうのは、経営者のメンタル面に大きな原因があるのです。

株式会社マイルートプラス代表取締役
カスハラ対策でクレーム・トラブルに負けないメンタルを作る!社員が自力でメンタルを立て直せる実践型研修・コンサルティングプログラム
高校教員を経て、独立した2017年から7,000名以上のお客様を支援。自身もカスハラを受けた経験があることから、企業におけるカスハラ対策をサポート。カスハラやクレームを受けても現場の社員や管理職が自力でメンタルを立て直せる3ステップを開発。

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