
モチベーションが上がらない6月、ビジネスパーソンの心の整え方
2025-06-19 テーマ: メンタルヘルス
みなさん、こんにちは。ヒューマン・タッチの森川隆司です。
6月に入り、いつもより遅い梅雨の時期に入りました。ジメジメだけでなく暑さも加わるこの時期、汗かきの私にとっては、つらい時期の始まりです。
人事の皆さんにすれば、新入社員に関連する行事がひと段落した方、これから新人研修が本格的に始まるという方、早速退職者がでて困り顔の方、いろいろかと思いますが、動きの大きい時期ですね。
「5月病」は新入社員のみならず、子ども達からも聞こえてくる話題ですが「6月病」という言葉、お聴きになったことはあるでしょうか。
「6月病」とは、まさに6月に入ってから感じる心身の不調をさす言葉であり、正式な医学用語ではありません。新年度が始まり少し時間がたったころですね。バタバタとすぎる日常から、落ち着いてものを見れるようになる時期かもしれません。一生懸命頑張ってきた人にとっては、気が緩み心と体の疲れを感じやすくなることもあるはずです。また「このままで自分は良いのだろうか」と、不安を感じる方もあるかもしれません。
私たちは、様々なストレス要因から、心身のストレス反応を呈することがあると考えられています。環境の変化、ストレス要因として一般的なものになります。
まずは、環境の変化に適応(克服)しなければならず、心身は「戦う」準備を始めます。
その中で「正常なストレス反応」が出てくるわけですね。入社直後、異動直後に現れる反応はこれらの要因からくるものと理解できます。戦う準備は大切ですが、血圧をあげ、体を緊張させることで、以下のような反応が出ることもあるとされています。
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株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師 |
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