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健康経営の視点からみたメンタルヘルス①

2018-03-06 テーマ: メンタルヘルス

近年、「健康経営」という概念が提唱され、注目されるようになってきました。

健康経営とは、従業員の健康保持・増進の取り組みが、将来的に収益性等を高める投資であるという考えの下、従業員の健康管理を経営的な視点から考えて、戦略的に取り組むことを指します※。

 

その考えに基づき、従業員の健康が生産性に及ぼすインパクトについて、様々な研究がなされています。
ここでは特に、「アブセンティーズム」「プレゼンティーズム」が生産性に及ぼす影響についてみていきます。

アブセンティーズムとは、「病欠や病気休業している状態」のことを指します。
プレゼンティーズムとは、「何等かの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行や労働生産性の低下を招いている状態」を指す用語です。
プレゼンティーズムは風邪などの感染性疾患やアレルギー、高血圧、生活習慣病など、幅広く影響しており、
慢性疾患を抱えている方だけではなく、日常の「ちょっとした調子の悪さ」も含まれます。
プレゼンティーズムが「何等かの具合の悪さはあるけれど働ける状態」であることを考えると、誰もが日ごろから感じることがあり、特別なことではないといえます。

一般に、プレゼンティーズムによる労働損失コストのほうが、
アブセンティーズムによる労働損失コストを大きく上回っているということがいわれています。

次回のコラムはメンタルヘルス不調との関連について述べたいです。

 

※:NPO法人健康経営研究会の定義による

キューブ・インテグレーション株式会社 コラボレーター
臨床心理士 【専門領域】産業精神保健、復職支援、認知行動療法、コーチング
外食企業にてマネジメントを経験後、飲食店不振店再生プロジェクト等に携わる。その後大手コーチングファームにて、管理職層のリーダーシップ開発等を目的としたコーチング、研修講師等を担当する。現職では、メンタル不調者への面談や復職支援等を担当。

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