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専門家コラム

部下に強く言えない人に欠けている自信とは?原因と改善策

2025-09-28 テーマ: メンタルヘルス

部下に強く言えずに悩む上司の方は、職種や業種を超えて多いです。

 

「しっかり注意ができない」

「言いたいことを飲み込んでしまう」

「オブラートに包んでしまう」

 

強く言えないことで後々の仕事に影響したり、部下に信頼してもらえないこともあるので、早急に現状を改善する必要があります。

 

今回は部下に強く言えない心理背景と改善法を解説します。

 

年齢や性別や業種を問わず、上司や管理職、経営者や人事担当の方から、今回のテーマについての相談はよく寄せられます。


部下に強く言えないのはなぜ?

 

部下に強く言えない人は、3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、複数に当てはまることもあります。

 

1、部下の反応を気にしている

 

「反発されたらどうしよう…」

「裏でネガティブな噂をされるのでは…」

「変な風に思われたらどうしよう…」

 

この様に部下の反応を気にする上司ほど、部下に強く言えなくなってしまいます。

 

部下の反応や評価を気にするあまり、自分の気持ちを素直に表現できないのです。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、まさに他人軸になっている状態です。

 

2、失敗を恐れている

 

「間違えたらどうしよう…」

「否定されたらどうしよう…」

「ミスをしない様にしなきゃ…」

 

この様に失敗を恐れるほど、部下に強く言えなくなります。

 

部下に強く言わなければ、その場で失敗することはないでしょう。

 

ですが同時に成功することもありません。

 

その意味で失敗を恐れ続けるのが、実は最大の失敗と言えます。

 

3、自分の意見がない(わからない)

 

「何が言いたいかわからない」

「自分の気持ちがわからない」

「そもそも意見がない」

 

この様に自分の意見がない・わからない上司は、部下に強く言えなくなってしまいます。

 

他の上司からの指摘をそのまま言おうとしても、上手く言葉が出てこないことが多いのです。

 

自分の意見がないままでも、ある程度のポジションまで出世できます。

 

言われたことをこなせれば評価も上がり、昇進や昇給につながるのです。

 

ですがある程度のポジションになれば、自分の意見を持って仕事をする必要があります。

 

自分の意見がないまま働いていたり、上司に言われたことだけをこなしていれば、部下に強く言えなくなってしまうのです。

株式会社マイルートプラス代表取締役
社員が自力でメンタルを立て直せる力を身につける研修・講演会プログラム
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