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専門家コラム

自分の非を認めない部下の2つの心理とは?接し方の対策

2025-08-21 テーマ: メンタルヘルス

 自分の非を認めようとしない部下の存在に、頭を抱えている人は多いです。

 

話が前に進まずイライラもやもやしたり、職場の雰囲気が悪くなるかもしれません。

 

自分の非を認めない部下を放置しても、良いことは何もありません。

 

今回は部下の心理背景や原因、そして接し方の対策を独自の視点からお伝えします。

 

●部下が自分の非を認めないのはなぜ?

 

そもそも自分の非を認めない人には、2つの心理背景があります。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、複数に該当することもあります。

 

1、勝ち負けや優劣を気にしているから

 

周りとの勝ち負けや優劣を気にするほど、自分の非を認めない姿勢が生まれます。

 

「同僚に負けない様に…」

「自分の方が劣っているかも…」

「見下されない様にしないと…」

 

こうした意識が生まれて、非を認めなくなるのです。

 

これはプライドが高い状態とも言えます。

 

勝ち負けや優劣を気にしているのは、他人軸で生きている状態です。

 

常に周りのことを気にしているので、ネガティブな気持ちを抱きやすいのです。

 

2、責任回避をしようとしている

 

自分の非を認めない部下は、「自分は悪くない」と思っている状態です。

 

心理学では他責思考と呼ばれていますが、自分以外の誰かや何かのせいにしているのです。

 

ですが一時的に責任回避しようと思っても、自分に非があるのは周りに伝わっています。

 

口では責任回避しても、周りからの信頼を失ったりと、最終的な責任は自分自身に降りかかるのです。

 

●部下の自信のなさが根本原因です

 

私は相談に来られる方に対して、すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自分の非を認めようとしないのも、部下の自信のなさが背景にあるのです。

 

自信があれば自分の非を素直に認められます。

自分の非を素直に認めて、改善に向けて行動に移せるのです。

 

自信がないから非を認めようとせず、かえって状況を悪化させてしまうのです。

 

勝ち負けや優劣を気にしたり、責任回避しようとするのも、部下の自信のなさが原因なのです。

株式会社マイルートプラス代表取締役
社員が自力でメンタルを立て直せる力を身につける研修・講演会プログラム
「若手社員の休職・離職」「管理職のメンタル不調」「自律社員の育成」「カスハラ・クレーム対策」「パワハラ対策」…これらすべて、7,000名以上のお客様をサポートする中で導き出した自力でメンタルを立て直す3ステップで解決できます。

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