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専門家コラム

自分を守る

2024-12-02 テーマ:

こんにちは。

Beスタッフィングで講師を務める、平野です。

ハラスメント、メンタルヘルスの研修を行う傍ら、産業カウンセラーとしてカウンセリングや面談も対応しております。

 

人事異動など、立場や役割、職場の雰囲気や関係性も変化する季節です。

変化はストレスの元でもあります。仕事には悩みがつきものですが、8割以上が「人間関係の悩み」と言われます。

一見業務負荷その他の悩みの様でも、その奥に「上司からどう思われているか」「自分のミスで皆に迷惑を」等、必ず他者が絡んできている事からも分かります。

さて、その複雑で解決しにくい人間関係の中で、自分を守り、職場が安心できる場所であるために、どうしていけばよいのか?興味深い本を見つけましたのでご紹介したいと思います。

 

30社以上の企業の産業医として活躍されている井上智介先生の「職場のめんどくさい人から自分を守る心理学」です。

 

この本の中で挙げられている「めんどくさい人」は5パターン。

■悪口、陰口ばかり言う人

■ことあるごとにマウンティングしてくる人

■ハラスメントをしてくる人

■むちゃぶりしてくる人

■責任を押し付けてくる人 です。

この本の中でのハラスメントの定義は、少々受け手側に傾いている気はするのですが、要はデリカシーが無く相手が傷ついていても気づかない人の事だと受け止めて下さい。

■めんどくさい人達に「変わってほしい」「その悪い癖を直してほしい」と思いがちだが、相手が変わることはまずない。

■自分が変わることも大切だが、その前に相手がどういう人なのかしっかり知って対応を変える事。とあります。

確かにこのめんどくさい人を分析すると、【自分本位で残念な人達】と感じます。実はこの時点で心理的に少し距離感を保てます。巻き込まれて苦しんでいる状況ではなく、客観視して「残念な人だな」と思える感覚はとても重要です。

■この様な人達はいわゆる「いい人」をターゲットに選んでいる。

実際にカウンセリング現場に相談に来られる多くの人は、心優しく善良な「いい人」です。

相手の行動や感情に人一倍敏感で、様々な出来事を自分のせいと捉えて必要以上に自分を卑下しがちな傾向、嫌われることを恐れて無理な要求に応えようとする。

つまり、「自分が犠牲を払ってでも相手との関係を平和に保ちたい、事を荒立てたくないと考えている」(本文より)タイプの人達が圧倒的に多い。でも、それでは自分の心の平和は保てません。

また、必要以上に自分を卑下するという事は、つまり、ターゲットになる可能性が高くなるだけではなく、自分で自分を追い詰める為、どんどん深く傷ついてしまいがちです。

全ての人にとっての「いい人」でいる必要はないのです。まずは、自分に優しく、負の感情(嫌い、腹が立つ等)を持ってしまう事も含めて自分自身を認め、誰かに相談したり、勇気を持って「ノー」と言ったりしてほしいです。

人間関係でどれだけ悩んで苦しんでも、相手は変わってくれない。だから自分を守る術を身に付ける必要があります。

新しい人間関係のスタートの時期。めんどくさい人との付き合い方について、様々な具体的な考え方や行動が含まれている本なので、参考書のひとつとして、手に取って頂いても良いかと思います。

株式会社Beスタッフィング 専任コンサルタント兼講師
●東海エリアの官公庁・団体はじめ、大手・中堅・中小のメーカー・流通小売・販売・サービス業への講師・講演実績多数。
●職場活性化、定着率向上、職場のモチベーションアップ等に向け、マナー、メンタルヘルス、コミュニケーション、コーチングや心理学のエッセンスを取り混ぜ、効果の高い研修を実施。

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