色の心理的効果
こんにちは。
Beスタッフィングで講師を務める、平野です。
ハラスメント、メンタルヘルスの研修を行う傍ら、産業カウンセラーとしてカウンセリングや面談も対応しております。
テーマは、「色」です。
私たちの生活の中には様々な情報が存在しますが、その8割以上を視覚から得ています。特に「色」には心理的な効果があり、人の感情を動かすことも多々あります。この「色」が人に与える影響を知って、普段の生活や仕事にどの様に活用しようか、と考えてみてはいかがでしょう。
色から人は【心理的】【生理的】【感情的】【文化的】な影響を受けることが分かっています。
「色彩が心や身体にどの様な影響をもたらすか」のほんの一部ですが、辛い苦しい情報ばかりに目を向けるのではなく、色の効果を知って意識的に取り入れるなど、少し違った視点を持っていただくと良いかな、と思います。
ほんのさし色でも良いので、小物などの色で気持ちの変化を感じてみる事もお勧めです。
自分なりのテーマカラーを決めるのも、気分の転換になるかもしれませんね。
赤
「活力・情熱・興奮」といった強いエネルギーをイメージする色
赤に囲まれた部屋では体感温度が2~3°C上がるという実験結果も
寒気を感じる時や慢性的な冷え性対策に赤の効果を取り入れると良い
橙
太陽や炎のような陽気であたたかい高揚感を表す色
胃腸を刺激し食欲を促す効果がある
恐怖やプレッシャーによる心の不安や抑圧を取り除く効果がある
黄
太陽のように人々に希望と喜びを与え、楽しい感情を生み出す色
左脳を刺激し、理解力、記憶力、判断力が高まり、心の不安を解消する
緑
心身のバランスを整えリラックスさせる効果がある
自然や平和をイメージさせ、自然がもつ癒しの効果をもたらす
青
心身の興奮を鎮め、感情を抑える
色脈拍や体温が下がり、呼吸もゆっくりと深くなる
心身を落ち着かせ、長時間の集中力を助ける
紫
「活発な赤」と「抑制の青」両方の性質を持ち、心のバランスを整える
心身が疲れてしまったときに紫の癒し効果が必要
深い瞑想に導き、潜在能力を引き出す色
精神を集中したい時に効果的
ピンク
恋愛・しあわせ・思いやりなどのやさしいイメージを持つ色
心と体を若返らせる効果、心を満たし人を思いやる温かさを与える
味覚的な甘さを刺激する色なので、ダイエットのときには注意
出典:カラーゼラビーランドHPより
株式会社Beスタッフィング 専任コンサルタント兼講師 | |
●東海エリアの官公庁・団体はじめ、大手・中堅・中小のメーカー・流通小売・販売・サービス業への講師・講演実績多数。 ●職場活性化、定着率向上、職場のモチベーションアップ等に向け、マナー、メンタルヘルス、コミュニケーション、コーチングや心理学のエッセンスを取り混ぜ、効果の高い研修を実施。 |
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