1on1を継続的に機能させるために必要な2つの要素とは?
2024-06-10 テーマ: コーチング
こんにちは。日テレHRの渡部です。
前回に引き続き「1on1」をテーマに書かせていただきます。
前回は、
「1on1を組織に導入する際の最初のポイント」についてお話し致しました。
しかしながら、1on1を組織に導入して一件落着とはなりません。
始めた1on1をどのように軌道に乗せ、いかに「継続」させていくかが次の課題となります。
あなたの組織では、1on1導入後、どのような「継続の壁」がありそうですか?
つまり、継続することを阻む要素には、どのようなものが想定されますでしょうか?
よろしければお手元に書き出してみてください。
__φ(..){Q.あなたの組織で、1on1継続の「壁」になりうる要素は?〕
例えば、このような「壁」を感じられる企業様は多いようです。
・メンバーのために始めたはずの1on1が、いつしか「上司の時間」になってしまう
※上司が伝えたいことを伝える、上司の扱いたいものを扱う時間になってしまう
・1on1を後回しにしてしまい、結局実施されない
・上司側が完璧にこなそうとするがあまり、準備が大変で継続しない
・メンバー側、上司側のコミュニケーション力不足、もしくは自信のなさから、
沈黙が続き、苦痛な時間が繰り広げられる
上記の「壁」に対する対策は、2つの方向性からのアプローチが必要となります。
この2つの方向性こそがまさに、1on1を継続的に機能させるために必要な2つの要素です。
- 「仕組み」からのアプローチ
- 「能力開発」からのアプローチ
日本テレビ放送網株式会社 社長室 新規事業部 日テレHR コンサルタント | |
「可視化/言語化」を通して、組織・個人の【モヤモヤ】を解決することが得意技です キャリアの中で、自社の人事・経理・商品開発に携わり、その経験を活かして組織開発・人材育成を提供してきました。「論理的思考」と「可視化」「言語化」を通して、思考をスッキリ整えることが得意です♪プライべートでは小1の壁にぶつかるワーママです。 |
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