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専門家コラム

ハラスメント研修

2024-01-29 テーマ: メンタルヘルス

みなさん、こんにちは。株式会社ヒューマン・タッチの森川です。 

今回は、「ハラスメント研修」についてお話しさせていただきます。 

  

セクハラだけでなく、パワハラに関しても企業側の対応が法的に求められるようになりました。 教育研修の内容としても優先度は高く、ラインケア、セルフケアに加えて、毎年定期的に実施されるお客様も多くなってきています。 

 

弊社では、以下のような内容でセミナーを実施させていただくケースが多いです。 

■■ハラスメント 

■基本的な内容(120~180分) 

  • 職場でみられる「ハラスメント」 
  • 「セクシャルハラスメント(セクハラ)」とは 
  • 「セクハラ」の法的根拠 
  • 「セクハラ」の具体例 
  • なぜ「セクハラ」が起きるのか 

 

  • 「パワーハラスメント(パワハラ)」とは 
  • 「パワハラ」の定義 
  • なぜ「パワハラ」に取り組むべきなのか 
  • 「パワハラ」の法的罰則 
  • 「パワハラ」の6類型 
  • 業務上の指導・注意と「パワハラ」のちがい
  • なぜ、「パワハラ」を行ってしまうのか 
  • 「パワハラ」を予防するためにできること 
  • 「パワハラ」を解決するためにできること 

 

  • 加害者にならないために【アンガーコントロール】 
  • 加害者にならないために【認知の再構成】 
  • 加害者にならないために【リラクセーション】 
  • 加害者にならないために【叱る秘訣】 
  • 加害者にならないために【批判と非難】 

 

基本的なところを押さえながら、加害者(行為者)と被害者のそれぞれへの対応についてお話をさせていただいています。これらの内容に加えて、相談を受ける窓口担当者への教育研修や、パワハラを見聞きした場合に第三者がどのように行動すべきかの研修のご依頼も多くなってきています。 相談員への研修は、情報提供というよりは「トレーニング」のような内容で、半日以上かけてロールプレイ中心で実施しています。 

 

また、ハラスメントはそれを受けたり見たりしても、「何も対応しなかった」という人の割合がまだまだ多いのが現実です。自らの職場を働きやすいものにするためには、パワハラを見聞きしたときに積極的に声を上げることはとても大切なことだと思います。 

もちろん、被害者の意向を最大限尊重してプライバシーにも配慮しての対応となりますが、「他人事」ではなく「自分事」として、被害者に寄り添いながらの対応必要なのだと感じます。 

ダメなことはダメ、ときちんと言える職場、ダメなことをしてしまった人は、ルールに基づいて処分を受け、謝って反省して、また戻ってくることができる職場、こんな職場は皆が働きやすい職場の一つの形ではないでしょうか。 

株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師
通算500社以上のコンサルティング、900件以上の復職面談、年間100件以上のセミナーをこなすメンタルヘルス対策専門コンサルタントです。
メンタルヘルス対策の仕組みづくり、個別休職復職支援、ラインケアセミナー、セルフケアセミナー、全員面談、ストレスチェック、職場環境改善、災害・自死等の危機対応など、「こころ」の視点から、「いきいき職場づくり」をトータルに支援いたします

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