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専門家コラム

「非日常的な状況」の中で

2020-03-23 テーマ: メンタルヘルス

【ヒューマン・タッチ レター vol.37】

 

みなさんこんにちは。森川です。

依然として、新型コロナウイルスの収束は見えておりませんが

このような状況で、職場で、家庭で、それぞれがストレスを感じる場面は

多くなってきているのではないでしょうか。

今回は、弊社から先日、お客様あてにお送りした情報提供から抜粋して、

下記お伝えさせていただきます。

^^^^^^^^^

「非日常的な状況」は、人々の不安をあおります。

心身ともに健康な人であったとしても、

一時的にメンタルの不調を呈しやすくなります。

これは「非日常的な状況」から生じる正常な反応とも捉えられます。

ただし、このような不安やメンタル不調が「長期間」続いた場合、

不眠やうつ病など精神疾患の発症に影響を与えることもあります。

 

ご自身のメンタルヘルスだけではなく、

従業員・職員の皆様のメンタルヘルスを維持するために、

管理監督者・人事労務担当者の方には、この時期、特に

「気づき」「声かけ」「聴く」「つなぐ」を実践していただきたいと思います。

以下、各ポイントについて、改めて簡単にご紹介いたします。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

「気づき」「声かけ」のために

従業員・職員の方の気分の状態を行動や様子から観察し、

いつもとは違う様子が見られたら、積極的に声を掛けます。

 

不安が高まっているときによく見られる行動・様子は

以下のようなものがあります。

 

◎普段と比べて、落ち着きがない。ソワソワしている。よくしゃべる。

◎普段と比べて、イライラしている。神経質になっている。

◎非合理的な(客観性を欠いた)思考をするようになる。

◎ちょっとしたことでも、心配するようなる。決断するのが遅くなる。相談が増える。

◎普段と比べて、疲れた様子が見られる。元気がない。

◎自信がない仕事や作業の進捗状況が好ましくない。回避しようとする。

◎普段と比べて、体調が悪い。(頭痛、腹痛、吐き気を訴えるなど)

 

 

「聴く」ために

従業員・職員の方が「安心」して話すことができる場を作ります。

例えば、ドアのある会議室、診療室、面談室などです。

他の人に話の内容が漏れないよう留意します。

 

※不安が強い場合は、

ハラスメントに対しても敏感になっている可能性があります。

ご本人の意思を聞いたうえで、ドアを開放するかしないか

決めても良いかと思います。

 

相手に対して「そんなことが不安なの?」といった言葉や

「そんなことを気にしていたら、これからやっていけないよ」といった言葉を

掛けないように、注意してください。

相手の不安を軽視しないことが大切です。

 

 

「つなぐ」ために

話を聴くなかで、相手の「普段の状態」とはかけ離れている言動が見られたり

不眠や気分の落ち込み、身体症状が2週間以上続いていることが

確認された場合、産業医や産業保健スタッフとの面談を勧めてください。

その際、どのような手順で面談を申し込めばいいか、

相手に伝えることができるよう

相談窓口の使い方を事前に調べておくことをおすすめします。

株式会社ヒューマン・タッチ 臨床心理士
年間100回以上のセミナーをこなす、メンタルヘルス関連セミナーの専門家です
セルフケア研修、ラインケア研修、コミュニケーション研修、新入社員研修、3年目研修、などお客様のニーズに合わせて、セミナー内容をカスタマイズしております。体験型であり、かつ、セミナー内の気づきを定着いただけるような工夫を取り入れております。

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