共進社がアンケート調査の結果を公開
~職場に関係する健康相談を会社にする従業員は2割だけ~
職場に原因があると思われる身体面・精神面の悩みがある場合、あなたは ”会社” に相談しますか?
従業員健康管理サイト「マイメニュー」を運営する共進社が、今年8月から9月にかけて行なった、企業に属する従業員への意識調査において、職場に原因があると思われる身体面・精神面の健康相談を、実際に会社に相談する従業員は全体の2割にも満たないことがわかりました。また、健康相談を会社に相談しない理由としては、「上司や同僚、部下の目が気になる」「人事評価に支障がでないか心配」といった意見が多く見られました。
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■ 職場における健康相談に関するアンケート
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[Q1] 職場に起因すると思われる身体面・精神面の悩みがある場合、あなたは会社に相談しますか?
相談する 18.4%
相談しない 81.6%
[Q2] 相談しない理由はなぜですか?(自由意見・上位5位を抜粋)
・ 上司や同僚、部下の目が気になる
・ 人事評価に支障がでないか心配
・ そもそも社内の専門窓口を知らない
・ 個人に関する相談を会社にしたくない
・ 良し悪しに関係なく、特別視されそうだから
調査概要――――――――――――――――
対象地域
全国
対象者
20歳〜54歳男女で企業に所属する一般社員
回収数
286サンプル
期間
2011年8月29日〜9月2日
実施機関
自社(インターネット調査)
◆ 「職業病」では済まされない時代に
一昔前は「職業病」「弁当と怪我は自分もち」といった言葉があったように、職場における怪我や疾病の多くは従業員の自己管理・自己責任の範疇であるとされてきましたが、企業に対する社会的責任の増加や社会構造の変化に伴って、職場における労働環境の整備や安全配慮義務など、企業側が従業員に行うべきとされる配慮や責任範囲は拡大しています。
◆ 従業員の健康化は「コミュニケーション」がポイントに
ここ数年はCSR(企業の社会的責任)やコンプライアンス順守の一環として、自社従業員へ心身の健康化を積極的に支援・サポートする企業が増加しています。しかしながら今回の意識調査では、従業員サイドは健康に関するシグナルを会社に発しにくいといった実情が浮き彫りとなり、企業は安全で快適な労働環境の整備や配慮、メンタルヘルス対策などと共に、従業員との健康面に関するコミュニケーションを活性化させていくことも重要だと考えられます。
◆ 「健康経営」実現のために
従業員の健康そのものを主要な経営指標のひとつとして位置付け、従業員の健康の改善や維持、向上を企業はコストではなく投資として積極的に取り組み、収益性に寄与させていくという「健康経営」も普及しつつある中、そのキーマンともなる従業員からシグナルを発信しやすくする工夫と、企業がそれを受け止めてどのように対処していくかが、今後の課題になると思われます。
~月々100円で導入できる従業員健康プラットフォーム「マイメニュー」~
共進社では、企業様や健保組合様向けに、従業員様が日々の健康管理活動を記録するサイト「マイメニュー」をご提供しています。従業員様がパソコンを通じて「毎日30分以上歩く」など運動やカロリーコントロールの目標を設定、日々の活動結果を記録すると自動的にグラフ化され確認できる仕組みのほか、体重を記録したり、産業医や保健師が従業員に応じた目標を設定したりすることも可能です。社員の健康意識を高め、自己管理の強化を促します。また、企業様や健保組合様への相談窓口用メールアドレスを設け、従業員様が健康に関する相談を気軽にメール送付できる仕組みも備えています。
■ 「マイメニュー」プロモーションサイトはこちら
今後も共進社では、皆様の「伝えるをお手伝いする」企業として、世の中に新しい価値をご提供して参ります。
【 当記事、及び「マイメニュー」に関するお問合せ先 】
共進社印刷株式会社 事業企画室 西
TEL (06)6941-8881 FAX (06)6941-1053
MAIL mymenu@kik.co.jp
(共進社印刷株式会社 http://www.kik.co.jp/ /10月13日発表・同社プレスリリースより転載)