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専門家コラム

目線

2020-10-05 テーマ: メンタルヘルス

【ヒューマン・タッチ レター vol.62】

みなさん、こんにちは。森川です。

先日、飛行機の中から景色を眺めつつ、仕事のことをぼんやりと考えていました。

もともと乗り物は大好きで、学生時代にはシベリア鉄道で1週間、

車窓を眺めて未来に期待を膨らませていたような人間です。

いつからか、乗り物からの景色を眺めつつ考える内容は、

会社のことばかりになってしまいましたが…

 

「1年後、3年後なりたい姿」

「コロナ禍でこれから必要とされるメンタルヘルス対策とは」

「会社の成長を加速させる手段には何があるか」

 

機上ではこんなことを考えていました。

次に、飛行機を降り、目的地までバスで移動している時には、

車窓からの景色(真っ暗で何も見えませんでしたが。。)を見ながら

 

「明日のセミナーの内容について」

「セミナー会場までの道のりや、交通機関の時間」

 

などを考えていました。

バス停から宿まで、荷物を抱えて歩きながら考えたのは

 

「遅くなった今日の晩御飯」

「コンビニ弁当どれにするか」

 

でした。

 

ここで、歩いているとき、バスに乗っているとき、飛行機に乗っているとき、それぞれに

考える内容に傾向があるのではないかと気づきました。

特に、飛行機の中ではいつも壮大な夢やイメージを膨らませ、

わくわくする感覚を覚えることが多いのです。

 

単純に飛行機が好き、とか、座席の乗り心地が良い、とも関係しているかもしれませんが、

それよりも「目線」「速度」が異なることが大きいのではないかと仮説を立てました。

「目線が高くなればなるほど」「移動速度が速くなればなるほど」、

より高い視点から俯瞰して物事を見られるのではないかという仮説です。

 

では、この仮説に基づけば、新幹線も、高い視点から物事を考えられるはずです。

ただ、今も新幹線の中でコラムを書いていますが、目の前の仕事をこなしている状況です。

「速度」よりも「目線(高度)」がより、関係しているのかもしれません。

 

宇宙飛行士になることは難しいですが、物事を俯瞰してみるためには

高い場所が良いのかもしれませんね。

殿様がお城を立てたのもなんとなくうなずけます。

私は山登りをしませんが、山に登れば同じような感覚になるのでしょうか。

 

テレワークもよいのですが、ビルの高い場所に職場を設けるのは

やはり意味があるのでは、と思ったりしております。

 

株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師
通算500社以上のコンサルティング、900件以上の復職面談、年間100件以上のセミナーをこなすメンタルヘルス対策専門コンサルタントです。
メンタルヘルス対策の仕組みづくり、個別休職復職支援、ラインケアセミナー、セルフケアセミナー、全員面談、ストレスチェック、職場環境改善、災害・自死等の危機対応など、「こころ」の視点から、「いきいき職場づくり」をトータルに支援いたします

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