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気をつけてほしい五月病になる原因と対策

2018-05-14 テーマ: 内定者フォロー

気をつけてほしい五月病になる原因と対策

 

新入社員の時に誰しもが経験のある五月病ですが、よかれと思った行動や発言が退職の引き金になってしまうこともあります。30代以上になると自身の五月病の経験を忘れてしまいがちですが、改めて五月病の内容を振り返って原因と対策をまとめてみました。

 

五月病とは

五月病とは新入社員が新しい環境に馴染めないまま5月のGW終了後(大型連休後)に気持ちが晴れないで、ストレスを抱えている状態を指します。大なり小なり全員が5月病になるとも言われていますが、そのまま会社を出社拒否して退職される方もいることが問題視されています。

 

新入社員の五月病とは医学的に言うと、うつ病もしくは適応障害と診断されることがあります。会社に馴染めない、仕事が覚えられない、もしくは同期の社員や先輩社員とうまくいかないなど理由は様々です。

 

特に五月病になりやすい人の傾向として性格的な部分以外では入社を機会に環境変化が伴っている人が当てはまります。例えば入社のタイミングで実家を離れ一人暮らしを始めた人、遠距離での引っ越しを伴っている人です。

 

生活リズムの変化と合わせて慣れない土地での生活は想像以上に精神的・肉体的への負担が大きいものです。プライベートな悩みを相談できるだけの先輩や同僚との関係性ができていないため、自分一人で悩んでしまうのも5月病の原因に挙げられます。

 

五月病に陥らせてしまう行動

営業職に多いですが4月の研修から様々なランキング付で競争意識を持ってもらおうとする企業もいます。しかし、成績が振るわない新入社員にとっては「自分には適性がないのでは?」とストレスを抱えやすい環境です。もちろん競争意識は大切ですが、成績下位のメンバーに適切なフォローが必要なことを忘れないでほしいと思います。

 

歓迎会が五月病の原因にもなります。会社によっては、4月の間に新人歓迎会を複数回開くこともあります。会社単位の歓迎会だけでなく、部署単位の歓迎会、チーム単位の飲み会、そして先輩から個別に誘われる飲み会など結果的に毎週のように開催している企業も多いようです。

 

注意してほしいのが、歓迎会が結果的に新入社員の負担になっていることです。新入社員を気遣うばかりに開催した歓迎会ですが、環境変化から疲れやすい状況にある中でアルコール摂取をすると疲れが全く取れずに翌日また出社しなければいけません。帰宅時間が遅くなることで睡眠時間が減り、体調管理が難しくなります。

 

特にお酒が苦手な人にとっては飲み会の雰囲気自体が苦手という人もいます。「飲ませなければ安心」と考えがちですが、こうした特徴も把握しておく必要があります。新入社員側からは言いづらいものですから先輩社員が配慮できる環境があると良いですね。リフレッシュさせるためにもノー残業デーを設定したり、研修期間中は定時退社させたりするのが有効な方法です。

 

まとめ

5月病は新人の通過儀礼だと考えて「放っておけば自然に慣れる」として放置する管理職の人もいます。間違ってはいませんが、苦労して採用した社員が短期間で辞められてしまっては元も子もありません。

 

5月病対策として過度にストレスを溜め込まないように研修の一環でレクリエーションを組んだり、簡単なリフレッシュ研修を挟んだりする会社もあります。研修期間は社会人生活の中でも重要な時期ですから色々と詰め込みがちになりますが、長い目で見て新人を育てる意識が求められるのではないでしょうか。

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